ゆらゆら由良の湯 みなとの湯。洲本市(みなと湯)

淡路の湯に浸かる旅。  08/6/26


淡路島の最大都市 洲本から南へ5km。由良の町がある。
大昔には和歌山の安宅水軍が砦を作っていたとの事、江戸後期には砲台が作られ先の大戦時まで防衛の拠点として存在し続けていた。

現在は豊かな漁場を背景に漁港として名高い。
地場産業としては、造船所が挙げられる。ジブクレーンが林立しています
港にはなぜだか?多数のくらげが海に ゆらゆらと、たゆたって いました、最近疲れ気味のおっさんも たゆたい たいよ。 漁港から市街地入り込むと みなと湯 があった。
手作り感たっぷりの看板が泣かせます。
完全にジモ専の銭湯ですね、下調べしていないと進入するのに戸惑います。
梅雨の午後、何処からともなく漂う海の香りと二階の洗濯物がアジアンテイスト(なんやそれ?)を醸しだす。家屋の下のトンネル状になった通路をくぐる。
異界への通路か?はたまた迷宮への通路か?
風呂屋への路でっしゃろ。
トンネルを抜けると普通の民家風のアルミの引き戸が二つある、引き戸のガラスにマジックで 男・女 と書かれてある。
中からおばやん達の元気な声が響いてきますた。
古い木製下駄箱に靴を入れて番台を見ると 誰も いない・・・
仕方が無いので、勝手に進入した、ロッカーはこれまた古い木製で漢数字が書かれている、もちろん鍵は無い・・
浴槽は縁が御影石製の物で下部はタイル張り、浅・深・水、の浴槽があった、深い浴槽にはジェットの(ヘルスパー)と言う奴が鎮座している。
湯を楽しんで出ると、番台付近におばさんが居たので入銭料を払う。
着替えていると先ほどから元気な声を響かせているおばやんが、
「みっちゃーんっ。ええ湯かげんやでーっ。もうとめときやーっ。・・・」との声が響き渡りますた、ネイティブばりばり銭湯です、ほとんどじぶん家やね。

風呂から出て、狭い通路をのぞくと・・亭主を待っているのだろうか?若い母親が乳飲み子を抱えて港の方を眺めていた。
洲本市由良4-3-21
(0799)27-0580
営業時間15:00〜22:00
定休日・土曜日
(要確認)定休看板には土曜定休と書かれていたような?聴こうにも「みっちゃん」は出かけておらんわ、で聞けずじまい。。

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