鍬 渓 温 泉


小野の秘湯


小野に秘湯と云われる温泉がある事を知ったのはネットで2007年頃だった。
行こうと思いつつもなかなか機会がなくて、行けずじまいだったが、ひょんな事から近くに行く用事が出来たので浸かってきました。
09/3/26


 兵庫県小野市下来住町山   フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』にも掲載されている。 温泉の前には立派な自然石造りの看板がありました。
ステンレス製の案内板があってそれによると天正十五年神託により湧き出したとの事。戦国時代やん・・ 母屋の前には昔使っていた石積みの浴槽が残っていました。
かつてはここに屋根をかけて湯浴みをしていたと地元のおじさんは言っておりました。
● 営業時間  8:00〜17:30 
● 営業日/木・土・日
● 入浴料  550円
プレハブ小屋の中で店番のおばさんに¥550-支払って中へと入ります、中は休憩所と食堂が一緒になっていて先客が休憩したりうどんを食べたりしています。
料金はどれも非常に安くて、300円位でそこそこ食べれるような設定でした。
いやいや・いい色をしていますね。金泉のような黄銅色で淡い金属臭が漂っていて湯船には源泉と加熱された源泉の蛇口が二つありました。お客は自分の好みで温度調整をして湯船に浸かっていました。
成分が濃い温泉で皮膚から成分がじんじん浸み込んで来るような感じがします、温泉の味は一時期流行った「にがり」のような味がします。
一緒に浸かっていた「じさま」は近所の百姓だと云う事でこの温泉の事をいろいろ話してくれましたが、古くからある温泉で江戸時代には宿などもあったとの事。
近年は農作業の合間や農閑期に浸かりにくる「じも専温泉」だったけど、最近何故だか有名になって東京から来たとか?大阪の人とか?来るけどなんでかね??
イオンターネットに載っているからでは無いですかね?と言ったら「ああそうかな」と言っとったけどたぶんインターチェンジと勘違いしていて「ほいで車がおおいんかー?}とか言うとったんで、解らんかったんでしょう。

塩ビの波板こしに春のうららかな太陽が湯船に降り注いできていた、じさまは何度も何度も湯に浸かり温泉を楽しんでいた。
温泉のある山の上には鍬渓神社が鎮座しています。 加古川沿いののどかな田園地帯の中に鍬渓温泉はある、ここでは、のんびりした時間を半日くらいかけて楽しむ事ができます。

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