天神の硯井

菅原道真が、藤原時平のざん言で、太宰権師に左遷され、海路で筑紫に向う途中、八浜町大崎にある現在の天神山のあたりへ泊った。 そして硯の水を海辺から取ったという伝説がある。
そのいわれから、この山を天神山といい、天満宮を祭り、硯井天満宮といっている。水取りの跡は、現在も井げたを作って残されている。

現在も井げたを作って残されている。
とても大事に保存されている。
井戸内部、少しではあるが、水が(ぶくぶく)湧き出している。
官公の謂れがある井戸なので、現在では入学願い、履歴書、釣書などを書く硯の水によく使われるらしい。
官公はここで、海ならずたたえる水の底までも 清き心を月ぞ照らさん、と詠んだそうです。
場所 岡山県玉野市八浜大崎
味見 残念ながら、飲めるような状態ではなく、試飲できず。


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