天神の井戸


王子が岳下の唐琴よりのところに「天神の井戸」があり、最近、標示板も立てられドライバーなどの注目を引いている。
平安時代は吉備の児島は大きな島であった。
中国大陸、北九州と大和を結ぶ主な交通は瀬戸内海を通る海上交通であった。
菅原道真が延喜元年(901)に北九州の大宰府に左遷された時、この地に立ち寄った。

現在では花崗岩の碑が建ち、時々車が止まっている。
官公がここで詠んだとされる三首
  1. 船とめて 波の漂う琴の浦 通うは山の松風の音
  2. しらがより 今朝から琴の聞ゆるは はるの夕陽に引く網の浦」
  3. 風により波の緒かけて夜もすがら しほや引くらん唐琴の浦
場所 岡山県倉敷市児島唐琴
味見 残念ながら、湧水が無く、味見できず。

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