一日市の榎(ひといちの榎)

一里塚は豊臣秀吉が、一里を約4キロとし、一里毎に塚を築かせ、松か榎を植えさせた事に始まり、それを徳川家康が全国に広めたと言われる。
備前・備中の一里塚はかつて21ヶ所で、現在 当時の榎が残っているのは、ここだけ。
備前市から岡山方面へ国道2号線を走り、吉井川の橋を渡って300メーター位左手にあった。
昭和16年には県の天然記念物に指定されたこともあるらしいが、現在は外されている様で県指定の天然記念物リストには記載が無い。

昭和16年当時の天然記念物指定の際に作られた、板碑が残っている。


地上2〜3メーターで枝分かれが有り、大きく広がる。
設置された案内板、この辺りは備前福岡城跡(未確定)や刀剣博物館などがあり、歴史マニアには楽しい場所である。

榎は国道2号泉を走る車の排気ガスを受けて黒ずみ、痛々しい。
年齢 400歳
生まれた頃に何が有った。 徳川家康が諸大名に命じて二条城の造営に着工する。



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