杉の大杉

推定樹齢3000年・・・明らかに神意を感じた。
朝焼けの一瞬の茜色や雲間から射す日の光など、人の手で絶対に再現出来ない美しさに触れたときに感じる神々しさと同じ種類の感覚を覚えた。
3000年前この国(やまとと言う音さえ無い昔)の人たちは何をしていたんだろう?
青森の山内丸山遺跡の人たちが栗を食っていた頃からこの杉はここで何を見てきたのか?
この杉を見ると、(人が儚く一瞬の時間しか持ち合わせていない事が、空しくもあり、だからこそ いとおしくもある)
と言うような複雑な、うまく説明できない感情とも、思念ともつかないモノが湧き上がる。
これを見ちゃうとあとは屋久島に行かんとしゃーないなぁー


あまりのすごさに圧等された。
とてもカメラに収まらないので、この写真は三枚を合成しました、2本の杉は根元で一本になっているそうで、別名(夫婦杉)とも言われるそうだ。
あちらこちらに(うろ)が出来ているので、トタンで処置されているが全体的には(わしゃまだまだ元気やけんね。)とでも言いたげな元気さが感じられる。
昭和27年に国指定特別天然記念物に指定された。
根周りは立ち入り禁止と成っている。
約17メーターある。
高さは60メーターと57メーター。
手前の車と比較すると、杉の尋常でない大きさが実感できると思う。
ちなみに杉の手前20メーター程の地点に車はある。

いわでものことですが、観光協会が美空ひばり記念館みたいなものと杉をセットで客寄せしていましたが、スピーカーは五月蝿いし・・・・もう少し音量を落とした方がいいかも???
場所 高知県 大豊町
サイズ 目通り15m高さ60メーター
年齢 推定3000歳
生まれた頃の出来事 縄文時代
ワンポイント 保存料200円必要


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