大坂峠

香川県と徳島県の県境に大坂峠は昔から旅人の難所としてあり続けて来た。
確かに海岸沿いに迂回するにしても徳島県側は山が海に迫り、街道を開削することが困難であった事が伺える。
また、ここは歩き遍路の道が現在に残り、整備もされているので、ハイキングがてら昔の遍路道を散策しお遍路さんの疑似体験も楽しむ事ができる。
その昔はかの源義経が屋島に布陣する平家一族に奇襲を賭ける為にこの峠を駆け抜けたそうで、訪れて見ると古い石仏などがあちらこちらに在り、歴史を感じることができた。

大坂峠の入り口付近
現在でも道は狭く大型車は通行ができない、九十九折の道が続く古い街道の始まり。
ここは遍路道として昔はお遍路さんがたくさん旅をしたのでしょう、今も遍路さんたちの為に作られた道しるべが生きていました。
現在の舗装路、舗装路と言っても狭く離合するのがやっと。
舗装はされているが、昔の街道の雰囲気が残り趣がある。
大坂峠最高部からの眺め、天気の良い日などは小豆島まで眺めが広がる。
播磨灘から心地よい風が吹き上げ、心地よい。


屋島に向かう 義経 もこの景色を眺めたのでしょう。


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