八塔寺ふるさと村

岡山県の東部、播磨の国との境にこの村は有る。
まるで、時間が止まったような感覚になる不思議な空間、遠い昔に忘れてしまった懐かしいモノを呼び起こすそんな場所です。


長い上り坂を上がっていくと、突然わら屋根の古い民家が視界に飛び込んで来ます。
なんともいえない懐かしい空気が漂う・遠い、遠い、昔に確かに存在し今はもう忘れてしまった記憶の奥にあるなにか?を刺激し始めます。
広がる棚田の景色と古い民家の佇まいが、太古から変わらない人々の暮らしを伝えます。
一世・千世・の膨大な時間が流れたのでしょう。
昔はこんな家で親子が川の字になって寝ていたんでしょう。
500年も変わらない昔話・山菜の取り方・猪追い・戦の事・明日の天気・親から子へ・生まれ変わり、死に変わり、何代も何代も語り告がれのだろう?
今はもう使われる事の無い水車、ずいぶん粉をひいた事だろう。
在所のお寺、梵鐘の音がやさしく時を告げる。
もう寝る時間だぞ
古い建築様式の郵便局、古い時代の建物(学校)はこんな建物が多かったな。
歩くと床板が(ぎしぎし)鳴いて、寒いけどなぜだか暖かかった記憶がよみがえる
村のはずれから播磨の国を望む、高原状の上に広がる場所なので、視界の広がる景色が楽しめる。




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