千早赤坂に着いたとき、雨が上がりかけて小ぬか雨が降っていた。 水煙に煙るような風景の中にまだ刈り取り前の黄色に色付き始めた稲穂と彼岸花の赤が目に入った。 この辺りは千早赤坂城跡とも云われ、楠正成が活躍した所でもある。金剛山の麓で水利がよくて物なりも良く、石川による水運も発達していたであろうから、力を蓄えた一族が栄えた事だろう。 時々雲が切れて、はるか金剛山の山嶺が見え隠れする、足元にはアマガエルが飛び跳ねている。 |
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| この景観を作り出すのにどれほどの労力と時間がかかったのだろうか。 | ススキがでていて、もうそろそろ刈り取りが始まりそうでした。 |
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| 山の上から下まで見事に田になっている。右手の奥には休耕田になっている棚田もあったので、かつてはすべて田んぼであったのでしょう。 | |
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| 城跡・棚田・彼岸花・散策するのはするにはいい所ですね。 | |