岩座神の棚田

播磨の国は野が広々として昔から米所として名を馳せた、今でも三木・小野辺りから西脇にかけては「こんなに田が広いところはそうそう無いだろう」と思えるくらい」田んぼ」だらけです。
相当な昔から開墾してきたのでしょう、播州平野の北端にある岩座神地区は急峻な山に棚田を早くから開いてきた土地でその景観の美しさから棚田百選に選ばれている。 鎌倉時代に開かれたと云う岩座神を旅する。
08/9/24


訪問日、岩座神は雲ひとつ無い晴天で、彼岸花と石垣と青空のコントラストが美しい。 今は珍しくなった茅吹屋根の家が残る。
岩座神の棚田は石垣が美しい、この石垣は約700年も前に築かれたそうです。播州は鉄器生産が古くから行われてきたので、比較的豊富な鉄器でもって棚田を開いてきたのでしょうか? 岩座神の石垣は最も高いものが5.4メーター最も長い物が106.4メーターもあるそうです。 パンフより。
訪問日・稲刈りは八割方済んでいて所々でコンバインが稼動していました。黄金色の稲穂が美しい。 刈り取った稲の向こうに案山子が歩ツン・時々カラスが飛んでいました。
カラスやすずめを見張っております。 営々と積み上げられた石垣。
向こうの山を越えてまた一山越えると但馬の国へ至る。 五霊神社の杉は高くそびえています。ここにあるソホバタブの木は県内で〜3位の巨木。
水利の取れる山の南向き斜面はすべて棚田に開かれている、飽食の時代・かつてこの国の先祖達が「食べる」と云う事にどれほど労力を使ってきたかを考えるもいいだろう。




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