最近ひょんな事からペンタックスのデジイチを手に入れた。 |
(財)高度情報科学技術研究機構が作成する原子力百科事典ATOMICAによると・・ICRP(国際放射線防護委員会)勧告(1990年)における一般人の線量限度は条件付きながら1mSv/年が限度とされている。 たくさん集めたレンズ・・γ線を放出していたらどうするか?・・難しい問題ですが計らない事には解らない・・リンクは(ATOMICA)へのリンクです。 |
測定方法 | 画像 |
レンズ前方(接触) | |
レンズ後方(接触) | |
レンズ後方 30CM | |
レンズ後方 30CM アルミ製箱収納状態 ※これは裸の場合と数値に変化が無いのでやめた。 |
測定日2010年9月21日〜2010年10月3日バックグランド平均値0.065μSv/h(日毎測定の平均値) レンズ後方にてBG値とさほど変わらない物は測定せず。当方が所有するレンズについての測定であり汎用されるものではありません。 | ||||||
品名 製品ナンバー |
画像 | 採取地 | レンズ前方 (接触) |
レンズ後方 (接触) |
レンズ後方 30 cm 100cm |
最大年間線量 |
Auto-Takumar 1:1.8/55 366330 |
オークション | 測定せず | 0.068μSv/h | 測定せず | 測定せず | |
Super-Takumar 1:1.8/55 975054 追加 Super-Takumar 1:1.8/55 867257 |
某全国ネット カメラ量販店 ジャンク棚 |
測定せず | 0.073μSv/h 0.068μSv/h |
測定せず | 測定せず | |
Super-Takumar 1:1.8/55 4363572 |
オークション | 0.255μSv/h | 1.892μSv/h | 0.144μSv/h | 16.57mSv/y | |
SMC-TAKUMAR 1:1.4/50 7399175 |
某全国ネット カメラ量販店 ジャンク棚 |
0.949μSv/h | 6.346μSv/h | 30cm_ 0.145μSv/h 60cm_ 0.078μSv/h 100cm_0.070μSv/h |
55.59mSv/y | |
Super-Takumar 1:2/55 2118718 黄タクマー |
オークション | 0.226μSv/h | 1.544μSv/h | 0.142μSv/h | 13.52msv/y | |
Super-Takumar 1:3.5/135 2479310 |
オークション | 測定せず | 0.071μSv/h | 測定せず | 測定せず | |
Super-Takumar 1:3.5/28 FATタイプ 1686331 |
オークション | 測定せず | 0.057μSv/h | 測定せず | 測定せず | |
Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:3.5/28 4937833 |
オークション | 測定せず | 0.070μSv/h | 測定せず | 測定せず | |
Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:3.5/35 6829421 |
オークション | 測定せず | 0.061μSv/h | 測定せず | 測定せず | |
比較用に測定した。 SMC PENTAX-A 1:1.4/50 1057605 |
某全国ネット カメラ量販店 中古コーナー |
測定せず | 0.056μSv/h | 測定せず | 測定せず | |
比較用に測定した。 XRRIKENON 1:2/50 140092 |
オークション |
測定せず | 0.064μSv/h | 測定せず | 測定せず |
どの部分からγ線が出てるのかな?
方法 | 画像 | 測定値(一年換算) |
分解してみたSuper-Takumar 1:1.8/55 1718413 |
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レンズ前郡を測定 | 0.067μSv/h | |
レンズ後郡の前部 | 0.0683μSv/h | |
レンズ後郡の後部(最後部レンズ) 星は最後部のレンズだった。 |
1.249μSv/h 1.249μSv/h×24h×365day÷1000=10.94mSV/y |
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詳しく計って見る。 |
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横綱級との噂のあるSMCタクマー1:1.4噂通り写りはすごくいいです。 | ←SMC-TAKUMAR1:1.4/50mm | |
はかる君の計測センサーの真上にレンズを載せて見ました。 BGの120倍超級やん・・ |
8.208μSv/h 8.208μSv/h×24h×365day÷1000=71.90mSV/y まぃがっと。 |
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レンズ後方(接触) BGの97倍 |
6.346μSv/h 6.346μSv/h×24h×365day÷1000=55.59mSV/y |
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アルミホイルに包んで見た。 効果なし |
6.424μSv/h 6.424μSv/h×24h×365day÷1000=56.27mSV/y |
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レンズ後方40cm BGの2倍 |
0.134μSv/h 0.134μSv/h×24h×365day÷1000=1.173mSV/y |
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カメラにセットして見た。 BGの13倍 |
0.821μSv/h 0.821μSv/h×24h×365day÷1000=7.191mSV/y |
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レンズ後方100cm BGのやや増 |
0.070μSv/h 0.070μSv/h×24h×365day÷1000=0.6132mSV/y |
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測定結果はネットで調べた内容をトレースするものであった。 予備知識の無い時に「写りが良いな」と思ったレンズはずべてビンゴでしたね、線量についてもいろいろな見解があってこのレンズを「使うか・使わないか」は判断が難しいところですね。 ただメーカーはこう云う事実[文部科学省ホームページヘのリンク]があったのだからコメント[ペンタックスプレスリリース」だけでは無くもう一歩、踏込んだ対策を講じてアナウンスする必要があるのではないでしょうか? |